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東京都品川区様

道路冠水監視システムを納入
公共交通

近年、集中豪雨(ゲリラ豪雨)が全国各地で多発していますが、鉄道や道路のアンダーパス(交差する道路などの下を通過する、周辺の地面よりも低くなっている道路)では、集中豪雨がおこった際に雨水が集中的に流れ込み、ごく短時間で道路が冠水し通行中の車両が水没するなど、重大な事故が発生しています。
 NEIでは、この様な重大事故の防止を目的として2010年3月、東京都品川区様に道路が冠水したことを注意喚起する「道路冠水監視システム」を納入しました。
 NEIのシステムには以下の2つの特徴があります。

1)デジタルMCA無線を使用し、信頼性が高くコストが安い。
 本システムは、道路冠水の危険を検出した場合、デジタルMCA回線を使用して、区役所に通報します。
 このデジタルMCA回線は(財)移動無線センターが運営している無線システムで、自動的に空いている無線回線を探して接続するMCA方式(マルチ・チャンネル・アクセス)を採用しており、地震などの広域災害の発生時にも、安定した無線通信を行えることが過去の災害時などで実証されています。
 また、携帯電話などのデータ通信サービスでは不可能な「グループ同報通信モード」により、1回の呼び出しで多数の監視場所の情報を短時間に一斉に収集できますので、ゲリラ豪雨など急変する災害の監視には最適な方式となります。
 この無線回線のランニングコストは、無線端末1台につき、1ヵ月525円(*1)と非常に安く、安価で信頼性の高い無線通信網を構築することが可能です。
*1 デジタルMCA無線 ライト利用の場合

2)静電容量式液面レベル計と気泡式水位計の採用。
 本システムは、測定方法の異なる静電容量式液面レベル計と気泡式水位計の2台のセンサーを同じ場所に設置し、それぞれで冠水を検出しています。静電容量式液面レベル計は、簡単な構造と方式により多くの実績を持ち、気泡式水位計は落雷や誘導雷に強く、長期に粉塵や泥にさらされる隧道内で使用する上で最適な方式となっています。この2台の水位計の併用により、どちらか一方が故障した場合のことを考慮したフェイルセーフ設計となっています。