風力により風杯が回転し、風杯に直結した交流発電機の発電電力を利用し、その時の風速データを無線伝送!
従来は、風速計から専用受信機まで信号ケーブルの敷設が必要でしたが、無線式にすることでケーブルが
不要となり、最適な計測場所へ風速計を設置することが可能となりました。
また、これまで無線伝送する場合は、送信側に商用電源または、太陽電池などを利用したバッテリや電池などの
電源装置が不可欠でしたが、本製品は風杯の回転より発電した電力を利用して風速データを無線伝送する、
世界で初めての風速計測方式となり、電源も信号ケーブルも不要となりました。
この自己発電式無線風速計の開発により、港湾クレーン作業や高所作業、鉄道やロープウェーの運行管理、 遊戯施設などの安全管理を行う上、今までは信号ケーブルの敷設や電源引き込みが困難なため、 風速監視を行えなかった場所でも容易に風速を監視することが可能となりました。